電マの使用は控えよう．第１１回テンガロンナイト

というわけで，大震災という大きな試練を乗り越えて
半年振りに帰って参りました！第１１回テンガロンナイト！

三大欲望の覇王ことテンさんは，
何故か一回りスリムになって半年振りの新宿に君臨なさいました．
テンさん曰く，
「いや〜，医者から
　『夜のラーメンは３杯から２杯に減らせ！』って言われちゃって・・・」
　すかさず川上監督から，
「それ，医者としての見地じゃなくて
　一般常識の観点からの警告だと思いますよ！」という突っ込み．
いいなぁ，この半年振りというブランクを感じさせない問答．

という訳で，この日は初参加１人を含む総計７名が
テンさんの毒牙を夏の風物詩と勘違いした体で楽しんでおりました．
まず開始直後，テンさんの口から
「この半年間，震災の影響を鑑みて開催を自粛していた．
　しかし，個人的には風俗に２回行った！」という駄目なカミングアウトから始まり，
「上腕さんは，陥没乳首についてどう思うかね？」という無茶振り．
『まぁ，巨乳であれば僕としてはポイント高いんですが･･･』と返したら，
「そんなんじゃイカン！」とばかりに，陥没乳首批判のオンパレード．
聞けば，先日風俗で会ったハズレの女性というのが陥没乳首だったらしく，
「ハメ撮りどころか．普通に写メも撮らせてもらえなかった！」と
陥没乳首とはもはや関係ない批判まで披露した挙句，
「でもローションつけてパイズリしてもらったら，
　すぐに暴発しちゃったんだけどね･･･」と，結局気持ち良かったというオチ．
結論としては「ローションは快感を倍増させる．ローションはバイキルト！」という，
孔子が聞いたら発狂するであろう教訓を僕らに授けて下さいました．

そこから先は，いつも通りテンさんワールドが炸裂．
『その風俗嬢が，まさに室井滋だった！』
『その快楽の向こう側というのが･･･』
という定番ネタから，
『なんだこのくたびれたネギトロは？おい，君は本当にネギトロか？』
『ワーやられると、ヴァーってなる専門店があるんだけど･･･』
『生命の入口と排泄の出口を同時に攻めるわけだよ』
『いっしょに腸内洗浄しましょう！』
などまで，普通の人が一生発音する機会が無いであろう低脳述語が飛び交い，
我々はこのテンガロンプリズンの中で理性を失い苦しみ悶えるのでありました．
ちなみに「今回こそは他の人の話も聞きたい！」というテンさんの冒頭のフリは，
結局８割方がテンさんのターンになっちゃうという，
いわばこの集会のお約束みたいなものです．

しかし，こんな傍若無人っぷりばかりが目に付いてしまうテンさんは，
その一方で環境保護に対する関心も非常に深いという素晴らしい一面もあるのです．
上記のように，テンガロンナイト自粛もその取り組みの一環ですし，
他にも『個人で使用する電力を削減し，電力不足を未然に防ぎたい』という思いから
なんと，あれほど気持ち良さを熱弁していたアタッチメント付き電マを
この数ヶ月間，１度も使用していなかったというエコ活動の逸話を披露．
この話には一同，感涙を禁じえませんでした．
僕なんか数分間，涙と腹筋の痙攣が止められなかったもの．
そう，きっとテンさんの努力は報われているはずです．
電マの使用を制限することで，救われた命もきっとあるはずです．

そんな暴君が見せた心優しさとは対照的に，
この日は真の黒幕ことＯＭ氏の暴君っぷりがマジ暴君．
テンさんの意味不明な発言や行過ぎた暴言に対し
絶妙なタイミングでフォローしてくるのですが，
このフォローがまぁいちいち酷い．
ブレーキ役どころかアクセルベタ踏み役ですからねこの人．
フォロー例をあげると
『でも，地方で３０００円って，だいたい相場通りですよ』
『そうそう，あれって日本だけで，実は外人さんって電マ苦手な人多いんですよね』
『そう，だいたい２万円＋ホテル代別ってのが多いよねー』などなど．
しかもこの人，会の中盤あたりで突然席を立って
「あのー，これから銀座でデートがあるんで･･･」とか言い出しちゃって，
その１０数分後には『ザギンでデートなう』とかつぶやく自由人っぷり．
この人の恐ろしいのは，殺気を出さずに全くの死角から
無自覚なまま周囲の人間を撃ち殺すのを得意としているところです．

そんなわけで，なんやかんやありはしたものの
結局『いつも通り』な感じで第１１回目も幕を閉じることと相成りました．
半年振りの開催でしたが，いつも通り面白かったし，いつも通り狂っていました．
やっぱり，数ヶ月に１回はこーゆーのがあったらいいですね．
えぇ，数ヶ月に１回だけで結構ですけど．
次回も忘れたことに開催されるであろうテンガロンナイト．
皆さんも，犬に噛まれたと思って参加してみてはいかがでしょうか？
有益な話は一切出てこないので，脳みそを持参しない状態での参加をお薦め致します．