過熱する木曜日

で,木曜は朝から横浜に行ってました.
定時開始後,会議室に呼び出されまして,
そこでは,取締役と,
僕が今所属している部署の部長がお待ちかね.


取締役 「おお,きたね上腕君.さぁ,座って座って」
上腕  「はい,失礼します」
取締役 「・・・で,簡単に概要を説明するとだね,
     上腕君,君,浦和の○○って部署に異動することになったから.
     ○○部は,元々ウチの会社の主力部署で,
     このたび会社の方針として,ココに力を入れていくことにしたのだけど,
     どうにも人が足りないらしくて,若い技術者が欲しいという要望があって,
     我々のほうで上腕君が適任であると判断したわけだよ
     (例:1ヶ月前の所長の奇妙な尋問)」
上腕  「はい,でも,今僕がいる××部の業務から,丸っきり変わりますよね?
     前に,○○部にいる同期から,簡単に仕事内容を聞いたことあるんですけど,
     設計するにしても,全然方式とかが違うらしいですよ.
     僕の今までのキャリアとか,全然生きないと思うんですけど」
部長  「大丈夫だよ大丈夫,おんなじ設計じゃん.やってりゃ慣れるって」
上腕  「(イラッ)でも,あの僕,元々今の××部での仕事をやりたくて
     この会社に就職して,人事部の人からも,
     異動は絶対無いって聞いてたんですけど」
取締役 「いや,○○部もいい仕事してるんだよ?
     今やってる案件を説明するとだね・・・
     (この後長々と話されましたが,内容を聞いていなかったので省略)
     ・・・という訳なんだよ.」
上腕  「いや,そーゆーことじゃなくて,今の××部での仕事がやりたいんですって.
     だいたい,ただでさえ××部の技術チームは人が足りなくて困ってるのに,
     今僕が抜けたら,仕事が回らなくなりますよ?
     あと,自分はまだ技術者として未熟なんで,
     ここで仕事して,自分のスキルを磨きたいんですよ」
部長  「スキル磨くんなら次の部署でもできるじゃない?
     だいたい××部は,技術屋が1人いなくなったって,どーにかなるって」
上腕  「(イラッ)いや,みんな大変じゃないですか.
     僕だって,言いたくは無いですけど,毎日サービス残業やって,
     それでどーにか回ってる状態じゃないですか?
     僕,この2年くらいで相当の数の案件をこなしてきましたし,
     ××部の売り上げにも,かなり貢献してるはずですよ?」
取締役 「いや,○○部もいい感じで売り上げを伸ばしてるんだよ?
     今やってる案件を説明するとだね・・・
     (この後長々と話されましたが,内容が薄っぺら過ぎたので省略)
     ・・・という訳なんだよ」
上腕  「いや,僕の話をちゃんと聞いてくださいよ」


上腕  「あと,4月1日付で異動ってことですよね?
     あと2週間ちょっとしかないじゃないですか?
     僕が今やってる案件の引継ぎとか,
     絶対出来そうにないと思うんですけど・・・」
部長  「その辺は,君の直属の上長と相談して,うまくやってくれないと」
上腕  「(イラッ)はぁ,わかりました・・・」
取締役 「あと,来週中に○○部に行ってもらって,
     向こうでの業務内容を確認してきて下さい」
上腕  「はぁ・・・ん?ちょっと待ってください?
     僕,向こうに行ったら,設計業務に就くんですよね?」
取締役 「いや,まだ決定してないよ」
上腕  「業務内容もまだ決まってないんですか!?」
部長  「まぁ何をやるにしても同じ○○部なんだから,そんな大差ないよ」
上腕  「(イラッ)いや,大差ありますよそれは!」
取締役 「そういえば上腕君,昨日は浦和に行ってたんだよね?
     どうでした?印象は?」
上腕  「いや,印象も何も,ずっと図面をスキャナーで取り込んでただけなんで・・・
     って,だから,話を逸らさないで下さいよ」


上腕  「それと,4月から浦和ってことは,
     引越ししなきゃいけないですよね?
     あと2週間では,絶対無理だと思うんですけど・・・」
取締役 「浦和までは,通ってもらうことになりますので・・・」
上腕  「え?引越しの費用とか,出してくれないんですか!?」
部長  「若いんだから,通えるだろうそんなもん」
上腕  「(イラッ)いや,電車で片道1時間半かかるんですけど」
取締役 「いや,十分通える距離だよ.
     知ってますか?ここからだと,田園都市線に乗って・・・」
上腕  「いや,経路は知ってますから.昨日も浦和行ってきましたし」
部長  「片道1時間半くらいなら尚更,引越し代なんて出るわけないよ」
上腕  「(イラッ)ちょっ,それは厳しいですよ,通勤,すごい大変ですよ?」
取締役 「いや,もちろん交通費は負担するから」
上腕  「そんなん,当たり前じゃないすか!?
     つーか,さっきから聞いてたら,あなた達,無責任過ぎませんか?
     そっちで適当に決めろとか,
     向こうに決めてもらえとか,でも金は出さないとか.
     人がひとり転勤になるのに,なんでそんなナゲヤリなんですか?」
部長  「いや,このくらい,ウチの会社じゃ当たり前だよ?」
上腕  「(イラッ)だから,その態度がどうなんですかって言ってるんですよ!」


・・・つーわけで,全く話にならなかったのでした.
その後,昼から浦和に行って,昨日と同じ作業をしてました.
ずっとイライラしっぱなし.
ここ2,3年で,ここまでイライラしたことはありませんでした.