サザエさん「ちょっと遅れて出すがいい」
気が付けば年末.てゆーか,3ヶ月ぶりの更新.
まぁ何して生きてたのかと問われれば,
毎週日曜は府中の定位置を陣取って
少しずつ財産を切り崩していく作業に没頭したり,
パチスロに自分でもヒクような金額を突っ込んでみたり,
母親からのお見合いのススメを華麗にスルーしたり,
合コンの席で割と好みの女性から,
『決してイケメンじゃないけど,彼女はいそうな顔ですよね.
決してイケメンじゃないけど』という
案外と高い評価だけどもダメージの大きいコメントを戴いたり,
府中の居酒屋で何故か土下座をするハメになったりと,
こう書き綴ってみても,
もうなんていうか相変わらずロクなことが無いっすね僕の人生.
まぁそれはそうとして,11月中旬に京都遠征してきました.
すっかり恒例となりました昭和57年早生まれの2人旅です.
『他人が共感できない美談を持つ男』ことグローバリストと,
『そこそこモテそうだけども恋愛対象にはなり得ない顔を持つ男』こと
上腕三頭筋です。のイケてない2人が
わざわざ関東圏以外の競馬場に遠出して
府中競馬場と同じ感覚でギャンブルに興じるというアレです.
まぁ今回もグロちゃんが事細かくブログに書くでしょうし,
こっちは適当な補足だけダラダラ書いといて
詳細は向こうのブログを見てチョで済ませようと思っていたのですが,
なんか先方のパソコンの調子が悪くてブログを更新できないとの事なので,
まぁ僕はそんなことは関係無く
向こうが書かないであろう事を適当に書いておきます.
- 競馬場のこと
つーわけで,今回はエリザベス女王杯.
京都競馬場には,今回のツアーコンダクターことぜいたく王子氏と
王子のお知り合いの高校生2人が来場されていました.
2人とも競馬場初体験ということで,
取り巻きのおっさん3人があることないこと
適当に吹き込みながら楽しく競馬できました.
やっぱね,たまにはこーゆー競馬を知らない人に
色々教えながら楽しむというのも,
初心にかえるというか,見つめなおすという意味で
いい経験になるんじゃないかなぁと思います.
そりゃ毎週毎週『あのアンカツは見るからにヤラズだよ』とか
そんな夢も希望も無いことを言い合ってちゃ駄目ってことですね.
もっとピュアな心を持ったまま競馬に臨んで,
最後方持ったままのアンカツを楽しむべきなのですよ.
まぁ肝心の競馬はというと,これはまぁド惨敗.
WIN5は2戦目で早くも脱落という体たらくぶりを見せつけ,
他のレースでもほとんど見所が無く,
ただただ散財していく様を高校生に見せ付けるだけとなってしまいました.
エリ女は本命レーヴディソールだったんですが,
やっぱ,あんな久々じゃ厳しいですよねぇ.
帰り際には,吉高由里子を撮りに行ったグロちゃんが
行ったっきり戻ってこず,数十分間迷子になるという
20代後半ではあってはならない大失態を晒してしまったのでした.
あのときのゲストのお2人,当日はお付き合いいただきありがとうございました.
アラサーの3人,特にグロちゃんがあのときずっと口にしてたけど
あえてもう一度だけ言わせていただきます.
『こーゆー大人には,なってはいけない』
- サザエさんじゃんけん惨敗事件
上腕は激怒した。
必ず,かの邪智暴虐のグローバリストを除かなければならぬと決意した。
上腕にはサザエさんじゃんけんの勝ち方がわからぬ。
上腕は,埼玉のサラリーマンである。
ホラを吹き、ギャンブル好きの同僚と遊んで暮して来た。
けれどもサザエさんとのじゃんけんの勝率に対しては,人一倍に敏感であった。
(中略)
のんきな上腕も,だんだん不安になって来た。
グローバリストをつかまえて,何か勝つ方法はないのか、
2年まえに勝率を計算したときには,勝率は3割を切っていて、
勝てるようにならないと月曜日に仕事に行く気にならない,と質問した。
グローバリストは,あたりをはばからない高い声で,わずか答えた。
「勝てる方法,ありますよ。」
「どうすれば勝てるのだ。」
「エンディングの最後に家にはいるじゃないですか。
そのとき家の煙突から出る煙を見ればいいんですよ。」
「煙によってじゃんけんの目がわかるのか。」
「はい,煙が円状になっていたらグーを。
それから,煙がボワッと出ていたらチョキを。
それから.煙が広がってて殆ど見えないときはパーを。」
「おどろいた。では今回なにを出すのか。」
「今回は円状っぽいのでグーを出すと思うんですが,
もしかしたらチョキかもしれませんね。」
聞いて,上腕は決意した。「グーかチョキか。ではグーを出せば負けないということだな。」
上腕は,単純な男であった。拳を握ったままで,のそのそとぜいたく王子宅のテレビの前に陣取った。
たちまち彼は,パーを出したサザエさんの前に膝から崩れ落ちた。
グローバリストは,
「あ〜負けちゃいましたね〜.そんなことよりすき焼きを・・・」とか言い出した。
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いや,別に『走れメロス』を引用してまで書くことじゃないんですけどね.
もうね,僕が負けた後の,
グロちゃんの興味が瞬時にすき焼きに向かったときの僕のやるせなさといったら!
いや,すき焼きが美味しそうなのはわかるよ,実際美味しかったし.
でもそれまで散々,「絶対勝てますから!」て後押しされて.
これでやっとサザエさんに対しての苦手意識を克服できるという希望をね,
輝かしい未来をね,夢見た途端に奈落に突き落とされて,
挙句「そんなことよりすき焼きを・・・」とか放置される悲しみっていったら!
こっちは酷い敗北感に打ちひしがれているんですよと.
こっちは人が1人殺されてるんですよと.
もうちょっとフォローしてくれてもいいんじゃないかと.
あなた,いったいどこ関東の地方競馬の予想屋かと.
もうホント,個人的にすごくショッキングであったということをお伝えしておきます.
- 何故か今『走れメロス』がアツい!
まぁどうして走れメロスを引用しているかとゆーと,
最近狭い範囲で走れメロスが異常に流行っているから.
原因は,先日京都でお世話になったぜいたく王子氏イチ推しの
パチスロ台『走れメロス』.
もはや稼動店舗が数えるほどしか確認できない終わった台のはずが,
今更僕の笑いのツボにドストライク!
こんなん近所に入ってたら,絶対毎日通ってたのに!
あと京都観光のあたりの話もあるんですが,
眠いのでまた後日.