『結婚』って,SFの世界ですよね.

社会人になってから,
毎年母の日にはカーネーションセットを
実家に送付するようにしています.
今年も例に漏れず,
休みの無いGWの合間を縫ってお花屋さんに赴き,
「去年よりは奮発しちゃおうかな!ウフフフ・・・」とか微笑みながら
お花セットの送付を依頼したんですが,
先日,母親から「母の日のプレゼントのお返し」という名目で
1通の小包が届けられていました.
「まったく,お返しなんて気にしなくてもいいのにさ・・・」
などと口では悪態を吐きつつも,
内心では諭吉さんの1枚や2枚を期待せずにはいられなかったのですが,
中に入っていたのは「早よ結婚せ!」と書かれた便箋と,縁結びの御守り.
いきなりとんでもない十字架を背負わされる羽目になってしまいました.
恩を仇で返されるとは,まさにこのこと.


まぁ女性などという異世界からのクリーチャーとの共同生活が
僕に出来るかどうかは別として,
婚活しようにも,普通の健全な生活すら危ぶまれるほど
私こと上腕は仕事によって追い込まれているのであります.
いや,単純に忙しいっていうだけだったら
こんなに気苦労はしないんですけど,
何より上層部がアホ過ぎて仕事が増やされるってのが腹立たしいわけです.
「お前らがちゃんと製造してれば,
 こんなに切羽詰った状況にはならなかった」なんて
無能な本部長さんは怒鳴り散らして満足するわけなんですが,
いやいやいや,僕らは元々製造部隊じゃないですからね.
「僕ら製造を手伝いますけど,一時的に手を貸すだけですから,
 ちゃんと人員整備してくださいね」ってあれほど言ってたのに.
まぁ半年も経てば忘れるのも分かりますけど,
忘れられたまま超過勤務を課せられ続けてる我々の身にもなってほしいものです.


長いこと先送りにしてきましたけど,
そろそろ『転職』てのも視野に入れなきゃいけないかなぁと思います.
収入が,とか,やりたい仕事が,とか,そーゆー動機じゃなくて,
何より,会社に殺されないために.