堤さやかを少々・・・

なんか自分はこのまま
何の長所も特徴も無いままに
ダラダラ生きて死んでいくのかなぁと
ボンヤリ考えてしまいました.仕事中に.


たとえば今,早期退職したとしても,
転職先で即戦力になれるような
知識とか経験とかの積み重ねが
自分にあるか?なんて問われれば
自信を持って『No!』と言える日本人なんですけど,
それはこの先数年,今の会社で仕事をこなしていって
何かの拍子で会社があっさり潰れて放り出されたときに
立派にやっていけるほど十分に積み重なってるものなのか?と問われれば
自信を持って『YES!』とは言えない優柔不断な日本人なんですよ僕は.


で,他にも同じような境遇の人がいるもんだから,
他の人よりも優位に立ちたくて
『資格を取ろう』とか『もっと勉強しよう』とか,
そーゆー風潮が流行ってるんじゃないかと思います.
いや,もちろん何時の時代でもそーゆー前向きな人はいるわけですけど,
最近のは強迫観念的というか,定期テスト前の
「勉強しとかなきゃやべぇなぁ」みたいな感じで流行ってるというのが
身の回りでは多い気がします.
まぁこんな世の中ですし,
みんながみんな,言いたいことを言えるわけじゃないですからね.
ポイズン.


僕も中学,高校ぐらいまでだったら,
他人よりもテストの点数が良けりゃいいっていうだけの
そんな簡易式サバイバル人生ゲームに熱くなれたわけですよ.
でも社会人にまでなると,すっかり怠け癖もついちゃってますし,
正直何から手を付けていいのかわからないってのもありますし.
結局,無気力にダラダラ生きてるだけになっちゃってます.
たまに気力を振り絞るのは,テレビで女子高生の後姿が映ったときに
テレビ下から鋭角的に画面を覗き込んで
パンツを見ようと張り切ってるときぐらいです.
つまり,週4回くらい.


その傾向は趣味的なものにも表れていて,
何をやっても飽きっぽくて,長く続かないんですよ.
ゲームするにしてもクリア寸前くらいで飽きてやめちゃうし,
映画を週1本は観ようと意気込んでも,2週間で断念しちゃうし,
身体を鍛え直そうと腕立て伏せを始めても,
2日目で体力の限界を感じ,気力も尽きたので引退と相成りました.
とにかく,何をするにも途中で興味を無くしちゃって長続きしないのです.
昔はそんなことなかったんですよ,
好きになったものはトコトン深いところまで知ろうとしてましたし.
あの頃は,城麻美のAVのドラマパートまで余さず凝視できていたのに.
やっぱり年をとっちゃったってことでしょうか?


もし,僕があるときポックリ逝っちゃったとしたら,
告別式のときに僕はどんな紹介をされるのかが非常に不安になります.
なんたって無趣味なんです.紹介するほうとしても難儀なわけですよ.
でもたとえば,親父が涙ながらに声を詰まらせながら,
「息子は,・・・息子は,とても,J−POPが大好きな子で・・・」
とか言い出したら,そんなの僕,死んでも死にきれないじゃないですか.
せめて最後にひとつ『んなアホな!』ってツッコミいれてから
冥土カフェに行きたいじゃないですか.


だからまぁ,勉強と趣味を兼ねられるようなものをいろいろ探しています.
ちなみに競馬は,僕にとって『生きること』に含まれるので,
この限りではございません.
生きることって,戦うことでしょ?