住居がない!

結局,浦和にお引越しすることになりました.
『会社側の勝手で異動になったのに,
 転勤支度金が支払われないのはおかしい』
『自分以前に異動した人には引越代が支払われたと聞いた』
などと,上司や人事部の方に主張しまくった結果,
引越しにかかる費用の一部が,会社の負担となることに.
一時は,全額自腹を切って引越ししようと思っていたので,
とりあえずは一安心という感じです.


そうなんだよなぁ,僕以前は引越し代が出てたのに,
いきなり支払われないとか,ありえないよなぁ.
ウチの会社も,僕が入社した頃から徐々に傾きかけているので,
無駄なお金が出せる状況ではないってのも理解できるんですけど.
ただ,結構古株の先輩から,
「昔のバブリーな時代なんかは,そんな費用,一言でポーンって出てた」
という話を聞くと,やっぱ時代が違うのかなぁって思います.
思わず,平家物語の冒頭を思い出してしまいます.
祇園精舎の鐘の声,低温やけどの恐れあり.


まぁ引越しするとは言っても,会社の規約とか
今住んでるところの解約違約金とかの問題で
5月上旬,つまりGWまでズレ込んでしまうみたいで,
これはこれで不満なんですけど.
森は生きている(C・W・ニコル 談)


で,今日は浦和までお部屋探しに行ったんですけど,
どの不動産屋さんに訪ねてみても,
「おとといきやがれ.
 (意訳:あと1週間早く来ていただければ
  いいお部屋がご紹介できたんですけどねぇ)」と,
忙しさの峠を越して,もはや燃え尽きた感のある表情で
淡々と言われてしまいました.
やっぱり時期が遅すぎたみたいです.
お店のお姉さんのスマイルは,既に賞味期限切れでした.


あと,5月上旬入居の場合,4月中旬よりも前に
物件を押さえても,あんまり意味が無いみたいです.
ある不動産屋さんのおじさん曰く,
「物件のブッキングは,半月ぐらいしか効果が無い」とのことで,
例えば,今の段階で良い部屋を見つけて『入居したい』と予約しても,
5月の入居時までに,その物件が残っている保障が全く無いとのことでした.
「このギョーカイ自体が,そーゆーふうになってるんですよぉ.
 わざわざ来ていただいたのに,ごめんなさいねぇ.」
とムカツク笑顔で言われ,うわべだけの平謝りを何度もされた挙句,
出されたお茶を飲む間もなく帰されてしまったものでした.
くっそぅ,3週間後,またお伺いします.


そんなわけで,明日は府中に行かなくっちゃ.
競馬の感覚が鈍っちゃう前に,行かなくっちゃ.
オサレなマフラーして,行かなくっちゃ.
1500円回収しに,行かなくっちゃ.